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Attractions スニーカー【 Jumpin’ High Shoes】

2016.03.07

Attractionsの新作スニーカーが入荷致しました。
オーセンティックなスタイルをベースに10万人以上の日本人の足型から研究されたラストを使用。
アッパーの吊り込みからパーツの取り付けまで職人の手作業で行われています。
国産バルカナイズ製法にて制作したトップクオリティーの一足です。

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Attractions
Lot.408 Jumpin’High Shoes
Price…¥15,800- (plus tax)
Size…22.0 / 23.0 / 24.0 / 25.0 / 26.0 / 27.0 / 28.0 / 29.0 (cm)
Color…Black&White / Black / White

 

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カテゴリー: Information,Select Items

ワークパンツには殆ど無い柄【Fleck Work Pants】

2016.03.06

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Splashed Pattern、日本ではカスリ柄として知られるこのパターンは1950年代を代表する生地やプリント柄で現在も人気のある柄です。

1950年代に入ると1940年代にはPeper-and-Salt Patternなどとも呼ばれた、いわゆる”ネップ柄”が原子力の開発によりAtomic Splashとか流行語が入った面白いネーミングに変わったりします。

当時の広告でSplash(カスリ)と記載されていたものは現在Fleck(斑点)と呼ばれる事が多くFleck Jacketと言った方が通じます。
1950年代当時Fleck(ちり、埃)とネーミングしていたら売れなかったでしょうね。

 

LOT.767 Fleck Work Pants

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1950年代のワークパンツをベースに製作しました。
主にウールやレーヨンプリント素材に登場するSplashed Patternは当時のワークパンツには殆ど無い柄です。
インディゴネップ生地を使用、ボタンフライ仕様。

ダブル裾幅3.5cmです。

 

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LOT.767 Fleck Work Pants
Price…21,000yen(no tax)
Size…W30,W32,W34,W36
Color…Navy
Material…C62%,AC24%,W8%,N4%,P2%

 

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カテゴリー: Select Items

影響を受けた本【赤狩りとプレスリー】

2016.03.05

アメリカの世紀(1950~1960)赤狩りとプレスリー
1985年に日本でも翻訳出版されました。

この本の出版された年、1980年代から見つめたアメリカの1950年代観は、喫煙とか環境問題とか、色々と厳しくなった2000年以降から見た感覚に比べて大分緩く感じられます。
ここでは自身の1950年代に対して、馬鹿馬鹿しく恥ずかしい部分はあるが良い時代だった、というスタンスで当時を語っています。

今となっては無駄な大量消費の時代とみられがちな1950年代。

この本の出版された80年代は、過去の時代、50sに対してまだ答えを出し切っていない感じが今考えると良かったのですね。

なので全てではないにしてもアメリカン50sに対して憧れを抱いていた当時の我々は影響を受けました。

当時の様々な文化をバランス良く紹介してるので、我々がイメージするステレオタイプの50sファッションでは無い、リアルなファッションを見る事が出来ます。

 

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ピンクが流行ったのは1955年みたいですね。
確かにシアーズカタログでも1955年が圧倒的にピンクのシャツ、ブルゾンが登場しています。

 

 

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ジャックナイフを見つめる若者、もみあげの有るリーゼント、固そうな髪が立ち上がった感じ…
丸カンのジッパーが付いたブルゾンのポケットに両手を突っ込んだポーズなど俳優の様ですが、リアルな当時の不良です。

他にも既にアメリカに対して幻滅していたビート族のナチュラル志向な風貌、ファッションなど見どころの多い一冊です。

カテゴリー: Coordinate

1950年代のワークパンツをベースに製作【Cotton Work Pants】

2016.03.04

1955年のシアーズカタログ。
第二次大戦が終り10年、軍で開発された衣料は一般の衣料デザイン、素材などに多く影響を与えていきます。
軍物デザインからの影響と分かるものが多く存在し、そこから遊び心のあるデザインや柄、ピンクなどの様々なカラーが多く花開いた感のある50年代半ば、Sport JacketやWork Pants等も殆どの場合、軍物からの派生系だったりしますが、それらは当時の若者を中心にうまく着こなされて行きます。

 

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全体的にA-2タイプのSports Jacket、これは1950年代のヴィンテージです。
完全な軍物ではないアイテムが混じったストリートファッションとして当時の写真にもこういった雰囲気のコーディネイトが良く見受けられます。
LOT.781 Cotton Work Pantsを合わせています。

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LOT.781 Cotton Work Pants

 

1950年代のワークパンツをベースに製作。
ムラ感のあるチノクロスに硫化加工を施し、程よい経年変化のある質感を表現しました。
ダブル裾幅は当時のワークパンツの場合、通常3.5cmなのですが、カジュアル、ドレススタイルでも組み合わせ易い様に4.5cmで仕上げているのもポイントです。

 

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LOT.781 Cotton Work Pants
Price…19,000yen(No Tax)
Size…W30,32,34,36
Color…Black /Camel
Material…Cotton 100%

 

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カテゴリー: 706union Items,Coordinate

Bing Crosbyブランドのレーヨンシャツ

2016.03.03

恐らく1950年代前半、Gayson製Bing CrosbyブランドのCASUAL SHIRT。

素材はレーヨン。
レーヨンはもともとシルクの代用品として開発された素材なので肌触りもなめらかで、着用した時に出る生地の柔らかな、たるみ方など男女問わずセクシーに見える素材、しかしレーヨン素材は洗うとかなり縮みます。
乾燥機は絶対やめた方が良く、基本的にクリーニングでないと無理な素材。
しかし、この様に当時のタグには平気でWASHABLE(洗える)と表記しているものが多いので不思議です。

 

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20世紀のポピュラー音楽に革命を与えた人を絞るとしたら前半ビング・クロスビー、後半エルヴィス・プレスリーだという確信が以前からあるのですが、両者ともに音楽を変えようとか、更には世の中を変えてやろうとか、そういった意識が無く結果的に音楽の流れを変えたところが本物たる所以だと考えるのです。

「創始者」というのはジャンルを問わず時代の変革期に偶発的に生まれる本物…

すいません、ちょっと偉そうですが。
たとえばエルヴィスがいたからビートルズが生まれた、ビング・クロスビーがいたからフランク・シナトラが生まれたとかチャーリー・パーカーがいたからマイルス・デイヴィスがいた等、例える事が出来ても、ビングとエルヴィスにはこれといった手本となるアーティストが浮かびません。
異論のある方もいらっしゃるかと思いますが、少なくともこれが自分の正直な気持ちです。

それとビングとエルヴィスの共通点にジャンル分けが、し難いというのがあります。
その当時に流行ったジャンルは何でも歌えるのですね。

エルヴィスをロカビリーとかロックンロールの枠内のみで語ることが不可能な様に、ビングもジャズとかハワイアン、カントリーミュージックの枠のみに当てはまらない歌手です。
ビングもエルヴィスも彼ら自身がひとつの音楽ジャンル、スタイルなのだと思います。

ですから二人ともマーチャンダイズ向きだった訳で、その為、現在でもこの手の関連商品がヴィンテージ市場に残っているのではないでしょうか。

 

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どうでも良い話かも知れませんがシャツの裏側に付いているプリントの番号が気になってます。

 

 

カテゴリー: Select Items,Music

CLUTCH Magazine

2016.03.02

「 時代を超え、国境を越える世界基準のモノと人 」をテーマに
2012年2月に創刊した男性誌『CLUTCHMagazine』

Webサイト、CLUTCH Journalにて706unionの紹介記事があります。

 

カテゴリー: Information

2トーン配色ネルシャツ【R&R Collar Flannel Shirt】

2016.03.01

ネルシャツといえばチェック柄が人気ですがこれは単色にブラックの切り替えしでポイントを置いた起毛ネルシャツです。

1950年代のヴィンテージを意識して製作しましたが、当時のフランネル生地のシャツでもチェック柄は多く存在するのに対し、2トーンパターンのネルシャツはあまり見かける事が無いかと思います。

平織りのフランネルは肌触りも良く柔軟で弾力性・保温性に優れているのでこの季節には◎。インナーとして胸元をスッキリと見せ、ジャケットのVゾーンを演出するのも良いでしょう。
やや小ぶりなイタリアンカラー、襟元のボタンループ大きめのVゾーンが特徴的な706unionの定番デザイン”ロックンロールカラーシャツ”の新素材、明るいピンクとグレーの2種類を用意致しました。

 

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前立て裏側にブラックの切り替えがあるのもポイントです。

 

LOT.778 R&R Collar Flannel Shirt

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LOT.778 R&R Collar Flannel Shirt

Price…16,800(no tax)
Size…36, 38, 40
Color…Pink-Black, Gray-Black
Material…Cotton

 

 

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カテゴリー: 706union Items

ブルー・スエード・シューズ

2016.02.29

“COUNTRY SONG ROUNDUP”1956年8月号

エルヴィスとカール・パーキンスが表紙を飾っています。
カントリーソングの雑誌ですがエルヴィスの「Heartbreak Hotel」カールの「Blue Suede Shoes」
ともにビルボード誌のポップス、カントリー、リズム&ブルース3部門で大ヒットしているのでカントリー誌でも大々的に取り上げられました。
まだ、ビルボード・ヒットチャートにロック部門が無かった時代特有の面白い現象です。

1950年代のロックンロールの歌詞の内容といえば今夜は大騒ぎしよう!とか、俺の彼女は最高…、または彼女が居なくなり淋しい…等の歌詞が多いのですが、それらは古くからのブルースやカントリーにもよく見られる内容でした。

そんな状況のなか「ブルー・スエード・シューズ」が1956年になり全米チャートを昇っていきます。

「なにをやっても構わないけど俺のブルースエードシューズだけは踏むな!」

自分本位で反抗的な内容はその後のロックンロールの歌詞の方向性にも影響を与えていきます。

全米ヒットした最初のロックンロールといえば、ビル・ヘイリーの「ロック・アラウンド・ザ・クロック」が有名ですが、意外にもロックという単語が歌詞に無い「ブルー・スエード・シューズ」の方が総合的にみてロックの基盤を作った意味では重要な気もします。

 

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しかし皮肉にもこの曲はエルヴィスがライブステージで多く歌っていた事から一般にはエルヴィスの代表曲と思われています。

そこには本家カール版をヒットさせる為に、カヴァーレコーディングをエルヴィスにアドバイスして、結果どちらがヒットしても印税が入る事になるサンレコード社長サム・フィリップスの思惑も垣間見えますが、エルヴィスのお気に入りだった曲であるのは間違いないでしょう。

1956年1月にカールの「ブルー・スエード・シューズ」が発売されますが、エルヴィスは2/11の全米TV「CBS ‘Stage Show’」ドーシーショウで「ブルー・スエード・シューズ」を歌います。
この時点ではエルヴィス自身はまだレコードでは発表していないのにカールより先にテレビで歌ってしまうのです。

エルヴィスはドーシーショウで合計6回の出演契約を結びますが、更に5回目の3/17でも歌っていて、この頃には、カールも遅れながらも人気番組ペリー・コモ・ショウでの3/24TV出演契約を果します。

しかしそれはエルヴィスが出演するドーシーショウと同じ時間帯、裏番組にあたります。

その為エルヴィスは「ブルー・スエード・シューズ」の替わりに「マニー・ハニー」を歌うことにしますが、不幸にも3/22の夜明け前にカールのバンドは移動中に交通事故に遭い出演出来なくなります。
エルヴィスのバックバンドは出演前日に彼らを見舞いに訪れているので、エルヴィスもこの事は知っていますが、カールが歌う予定だった「ブルー・スエード・シューズ」は歌わないで結局「マニー・ハニー」を選択します。

 

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その後、エルヴィスは4/3に「ABC’The Milton Berle Show’ 」ミルトンバール・ショウで「ブルー・スエード・シューズ」を歌いますがジャクソンで療養中のカールもTVでその姿を見たと云われてます。

本当だとしたらそれも皮肉な話です。

 

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4/21にはライブ復帰を果したカールは5/26に念願のペリー・コモ・ショウで「ブルー・スエード・シューズ」を歌いますが、丁度その頃には100万枚ミリオンセラーヒットにまで到達しています。

当時のカール・パーキンスが最も輝いていたのはこの時だったのかも知れません。

 

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満を持してのカールTV出演からほぼ1週間後、6/1にエルヴィスは休日にも関わらず、カールなどのサン・レコード歌手が出演するメンフィスのOverton Park Shellのイベントに現れます。
これはその時に撮られた写真でおそらく復帰後初の再会…

後年カールはエルヴィスに冗談半分で「俺のブルー・スエード・シューズを踏むなんてひどいじゃないか」と言ったという話をしている様ですが、そんな会話が有ったとしたら恐らくこの時では?

 

Lot.737 Blue Bucks Shoes

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起毛したレザーの中でも特に美しいヴィジュアルを持つスーパーバックスを使用。
履きこむ事で経年変化が楽しめ、1950年代のヴィンテージシューズと見分けが付かない雰囲気を醸し出すでしょう。

 

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カテゴリー: Elvis Presley,Music

【傷だらけの栄光】ポール・ニューマンの着こなし

2016.02.28

1956年の映画「傷だらけの栄光・Somebody Up There Likes Me」

ストーリーも良いけど主演のポール・ニューマンの着こなしが魅力的な一面もあり、見逃せない映画です。
各シーンで注目するファッションが登場するのは、ボクシング映画としては意外な感じもするのですが…。とはいえ当時のニューヨークスタイルの不良的着こなしが多く感じられる映像は今見ると注目すべき点が多く見受けられます。

このシーンは1940年代の設定ですが肩幅広め、ショート丈のコート、Vゾーンが広く開くタイプでジャケットの様にも見えるタイプです。
通常この手のコートには襟付きシャツを合わせる所ですがこれは襟なし、しかもスウェットシャツに見えます。

 

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よく見ると襟首の前身頃にV字の縫い、Vガゼットが確認できます。
40~50年代に良くあるタイプのスウェットですね。

 

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帽子は恐らくフェルト製のソフトハット。
パイピング仕様のブリム。
通常は両サイドがくぼんだ中折れハットに多いデザインですがどうもくぼみが無い様に見えます。
おそらく頭頂部の中央部分を無理やり折り込んで浅めのクラウンに変えたからではないかと思われます。

 

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スウェットが丸見えなVゾーンの深いショート丈コートに対してドレスダウンしたソフト帽、1940年代にしては現代の着こなしにも通じる魅力的なシーンです。

カテゴリー: Coordinate

クロスストラップシューズ【Cross Strap Shoes】

2016.02.27

靴ひもを結ぶ必要のない靴、いわゆるスリッポンシューズは1950年代あたりからタッセルローファーやコインローファーがアメリカ東海岸で学生からビジネスマンにも定着した影響でそこから派生したと思われる面白いデザインのスリッポンシューズが50年代半ばには多く登場します。

これはその中のひとつ、”Cross Strap Shoes”
アメリカ全土に知れ渡るシアーズ通販カタログでも短い期間しか掲載されていないユニークなデザインです。

当時のマイナーブランドを含めた場合、実際にはこれらのスリッポンシューズが多種存在し、消えていったと想像できます。

 

 

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”Cross Strap Shoes”を履くエルヴィス

1956年のエルヴィス・プレスリーからも多くのスリッポン・シューズを履いている写真が確認出来ますが恐らくライブでの着替えを楽にする事からも、靴紐をいちいち外さないで済むスリッポンシューズが最も重宝されたのではないかと思われます。
それというのもエルヴィスがライブ中にスリッポン・シューズを多く履いている期間が1956年の前半に集中する事からも推測出来ます。
1956年に入りRCAレコードから初の全米ヒット第一位に輝いた「Heartbreak Hotel」によってそれまで沢山のカントリーシンガー達と一緒に巡業に回り、良くて1日ワンステージで数曲歌うのが普通だった仕事が劇的に増えます。
昨年までのジョニー・キャッシュやワンダ・ジャクソン、ビル・ヘイリー、バディ・ホリーなど他のシンガー達と混じり歌うイベント等のステージでは人気とギャラの面からも不都合となり、エルヴィスは単独でライブを行う事になります。
大体の場合前座に手品、漫才などのボードビルショウがあり、その後に30分くらいのエルヴィスのショウがありますが、それは大体1日2回から4回ほど行います。

現在のロックアーティストは一回のライブで2時間弱が普通ですが、30分を入れ替わりで4回は舞台演劇に近い形態、今とは違いますね。
1956年のエルヴィスは激しいステージアクションが売りですから、当然汗だくになり毎回シャツなど着替えが沢山必要になります。

その度に靴を脱ぐわけですから断然スリッポン・シューズの方が好都合だったのでしょう。

 

LOT.719 Cross Strap Shoes

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アッパーにはベビーカーフを使用し、レザーソールの仕上げにまでも一切の妥協を許さず製作。
特に欧米ならではの力強く丸みのあるカウンターの再現を追求した事により、デザインと履いた時のフィット感を完璧なものにしました。
グッドイヤーウェルト製法にてトップクラスのドレスシューズとしてリリース。

ホワイトステッチも目立ち過ぎず、当時のイメージを大切にした上品な仕上がりです。

 

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カテゴリー: 706union Items,Elvis Presley

IDブレスレット【Skinny ID Bracelet】

2016.02.26

I.D.=本人証明
いまだIDカードは存在しますが、1940~1950年代のI.D.ブレスレットには、ドックタグと同じく軍の所属部隊や名前が記されたものが多く残されています。50年代の映画にも見られますが、軍に限らず、当時の若者達も使用しファッション・アクセサリーとして流行しました。
所属部隊の紋章を型どったものや、モーターサイクルカルチャーでも様々なタイプが存在しますが、形状は1950年代のSPEIDEL社などにあった洗練されたイメージに近いかと思います。

 

LOT.748 Skinny ID Bracelet

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706unionとして拘ったのはシルバー表面はあえて鏡面仕上げにしないヴィンテージ風合い・側面は波状デザインにしたところ。
ここに「Flat curblink chain」などと当時の広告などでも謳われているチェーン面が平らなタイプを選びました。

洗練されたデザインでありながらどこか無骨さも感じられる、クラシカルな魅力に溢れるブレスレットです。

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LOT.748 Skinny ID Bracelet

Price…38,000yen(no tax)
Size…S:20cm, M:21cm
Color… Silver
Material…Silver925

 

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カテゴリー: 706union Items

CLUTCH Magazine Vol.48 最新号【クラッチ・マガジン】

2016.02.25

CLUTCH Magazine Vol.48 最新号(2/24発売)

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連載中の“UNKNOWN’50s ”meets…にて、
新作のウエスタン・ジャケットが掲載されています。
【Vol.24】Western Jacket

 

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カテゴリー: Press

【Western Jacket】50sヴィンテージを再構築したウエスタンジャケット

2016.02.24

1950年代のウエスタンジャケットを再構築。

新作のウエスタンジャケットをご紹介。
今回は1950年代に存在したウエスタンジャケットのデザインの中でもあえてシンプルなものをセレクト。素材にはコットンピケを採用し、ウエスタンスタイルに縛られず、幅広い自由な着こなしを楽しめる一着に仕上げました。

漆黒のボディに綺麗な曲線を描いて走るホワイトのレーヨンパイピングやパールボタンのコントラストが、際立つデザインです。サイドリブの仕様なので腰にピッタリと収まるシルエットもポイント。50年代当時のシルエットよりも、タイトめで着丈もやや長めに設定。裏地にはキュプラを採用することでヴィンテージのレーヨン製ウエスタンジャケットのような動きやすさも確保しています。
デニムはもちろん、ワークパンツなどにも合わせやすいウエスタンジャケットです。

LOT.790 Western Jacket

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LOT.790 Western Jacket
Price…27,500yen(No Tax)
Size…36,38,40
Color… Black
Material…Cotton 95%, Polyester 5%

 

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カテゴリー: Information,706union Items

ヴィンテージ・ミリタリーリングをモチーフにした【Star Ring】

2016.02.22

アメリカの古きよき時代のリングには、ミリタリー、カレッジ、メキシカン、ネイティブなど様々な形があります。数あるリングの中から、軍の上級士官が付けていたタイプのミリタリーリングをモチーフに再構築しました。中央にはあえてワンスターを配置。
1950年代のモータサイクルキャップやモーターサイクル・ジャケットのエポレット部分の装飾などで人気のあったモチーフ“ワンスター”と、アールデコを感じさせるミリタリーリングの力強い流線型デザインが融合する事で、実際には存在しないが確実にアメリカ黄金期を感じさせる新しいリングです。

 

LOT.744 Star Ring

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SILVER…27,000yen(no tax)

 

 

 

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BRASS …19,000yen(no tax)

 

 

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カテゴリー: 706union Items

デザインで時代判別が難しい50sのYシャツ

2016.02.21

シャツの襟は1950年代に入ると、それまで長めに尖っていた襟の形状が1960年代へ近付くにつれて小さくなっていく傾向があります。

それはネクタイを締める事が出来るタイプのYシャツ等も同様でした。

画像の広告は1954年のLifeからですが大体このくらいが当時の平均的なシルエットでしょう。
ネクタイもそれほど太すぎずスタンダードな感じです。
だだしネクタイは50年代後半になるにつれ確実に細くなっていくのに比べ、シャツの襟の形状は変則パターンや、それに合わせた異素材の、50sの時代性や流れに当てはまらないシャツが多々あり、当然ながら定着しないで消えていった面白いデザインも存在します。
現在のヴィンテージ市場でシャツに限らず年代物を見分ける場合、第一印象はデザインで判りますが、続いて素材…そのどちらにも当時らしさが無ければ普通はスルーするアイテムも最終的にはタグを見て大体納得する事ができます。

それでもタグは50sデザインなのに本体は自分のイメージの50sではない物にぶち当たる事があります。

数年前のはなしですが、襟の形状で年代の判別に少し疑問を持ちながら入手したヴィンテージシャツが有りました。
しかし、ある映画を見て解決した事があります。

 

Rock Baby-Rock It(1957)

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1957年のロックンロール映画Rock Baby-Rock It
Johnny Carrollの歌うシーンはEton Hallタイプの2トーン切り替えしジャケットで人気がありますが、実はここで着用しているインナーシャツも面白い物を選んでいます。
若干透けて見えるのが判るでしょうか?

 

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他のシーンではジャケットを脱ぎネクタイを首からぶら下げ、シャツを披露。
素材は通常婦人服で多くあるレース生地で肌が透けて見えてます。
当時としては、かなりセクシーです。
引きのアングルで形状が判り難いと思いますが色は恐らく黒で、胸は左右にポケットがつくタイプです。

 

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後のシーンでは同型の白を着用しているみたいです。
ずいぶんと襟は大きい印象です。ネクタイの結び目が小さいから余計にそう見えますね。

 

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この後ジャケットを脱いだシーンをみると袖はカフスが入るタイプ。

せっかくの映画だし全貌を見せないと勿体無いですからここで脱いでくれてありがたいです!

このシーンがカットされなかった事に感謝!

 

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昨年に製作販売した、エルヴィス・プレスリー着用の物とほぼ同型の半袖開襟レースシャツをデザインした際、参考のひとつにしたヴィンテージシャツです。

これはステージ衣装として使う以外、用途があまり浮かびません。
ポケットは無いタイプ、カフスも付きませんが先ほどのジョニー・キャロルのレースシャツに近いタイプです。
襟の形状もロング・ポイントで素材はレースにも関わらずネクタイを締める事が前提の形になっていて、ちゃんと台襟も付いています。

なのでYシャツと言っていいでしょう…

最初にこれを見つけた時、タグは50年代なのにずいぶんと襟が長めなのが気になっていましたがジョニーの映像を見て納得しました。

ちなみにジョニー・キャロルはエルヴィスが着用していたタイプの半袖開襟レースシャツも所有していて1956年のデッカレコードの録音で着用していた写真が最近公開されています。
映像を見れば分かりますが髪型、衣装、アクション、エルヴィスの影響を受けている当時のシンガーとしては一番計算された演出で50年代にして既にマニアックと言って良いでしょう。

 

 

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