5月初旬入荷予定【Lot.853 Stripe Knit Polo】
2018.03.16
Stripe Knit Polo/Red-Ivory
Stripe Knit Polo/Pink-Black
Stripe Knit Polo/Black-Red
エルヴィス・プレスリー、アメリカ軍在籍中の1959年に撮影した宣伝用写真で着用していたポロシャツを参考に仕上げました。
当時は除隊後のレコードジャケット等にも使用された赤襟ヴァージョンが確認できます。
参考にしたのは1950年代のMontgomery wordのカタログにも掲載されていた「BRENT」のKnit Polo。
湿度の高い日本と違い、爽やかな気候のアメリカ西海岸50sヴィンテージに多いアクリルウールで編み込んでいました。
今回の復刻にあたり素材はコットンを選択、着易く伸縮性に富んでいるのでお好みで小さめのサイズを選択してもバランス良く着こなせるでしょう。
画像によって赤の色合いに差がありますが今回参考にした「BRENT」より濃く暗めの赤糸(Red-Ivoryの場合)を選択。
Black-Redで使用した赤糸はやや明るめを選択しています。
正面と後ろでメインとなるカラーが逆転するのが印象的なストライプ柄です。
5月初旬入荷予定。
Lot.853 Stripe Knit Polo
Price… 18,500yen(plus tax)
Color… Red-Ivory,Pink-Black,Black-Red
Size… 36,38,40
Material… Cotton 100%
Release… May.2018
(Specs)
[肩幅]:36(39cm)、38(42cm)、40(45cm)
[身幅]:36(43cm)、38(46cm)、40(49cm)
[着丈]:36(61cm)、38(63cm)、40(65cm)
[袖丈]:36(19cm)、38(20cm)、40(21cm)
カテゴリー: 706union Items,Elvis Presley
再入荷のお知らせ【St.C Clover Necklace 】
2017.11.30
706 union定番アイテム
セントクリストファー・ネックレス、ブラス再入荷しました。
【St.C Clover Necklace Brass】
Price…14,000yen(no tax)
Chain Size…45cm, 50cm(本体25×22mm)
Color…Brass
Material…Brass
表面に小さな地球を持つ子どもの姿のイエスキリスト、キリストを肩に乗せて川を渡るのが聖クリストファーです。
裏面には機関車、飛行機、乗用車、船が描かれ「セントクリストファーが我々を守る」
というメッセージが彫られています。
聖クリストファーのメダル等のペンダント類は様々なデザインがありますがこちらのデザインは
エルヴィスプレスリーが1957年のライブツアー初日の記者会見で披露したものと同一の形です。
専用ケース付
カテゴリー: 706union Items,Elvis Presley
8月はエルヴィスウィークという事で
2017.08.10
映画メン・イン・ブラックを観た方ならご存知でしょうが、8月16日はエルヴィスが地球を旅立って早くも40年!
今年も世界中でエルヴィスプレスリーに関連したイベントが開催されています。
そんな訳で私も参加するライブの紹介です。
8/11はShinji Tamura and Eagle’s Nestとして1954-56年前半のエルヴィス曲のみ演奏致します!
The★Galaxy Records Presents
『SPACE CATS 2017 “Rockin’ Summer Holiday V”』
2017.08.11 (祝金)
搭乗口→ 渋谷 CLUB CRAWL ヨリ離陸
OPEN/START 18:00
ADV ¥3,000/DOOR ¥3,500 (1drink別)
<出演CATS>
【BAND】
■SHINJI TAMURA & EAGLE’S NEST
■桐生大輔 & THE KOCKS
■CHICKEN JUMP SKIPS
■The EROTICS
★Ttribute to SEIICHI TAKADA GO SPACE SPECIAL SESSION 2017★
<参加メムバー>
Vo: JOHN R.S./HARAJUKU JACK/社長 (ブラックキャットス)
Gu: エドワード (Cutter Knife)/ゴキゲンMATS (宇宙暴威/KING&QUEEN)
Wb: マチャト (ブラックキャットス)/Dr: 高橋しげ(宇宙暴威fromドバイ)
そして8/19は西荻BOPでSouta and the Blitz Attack Boysをバックに歌わせていただきます。
こちらもエルヴィス多めで!
オープン19:30
スタート20:00
西荻窪テキーラBar FRIDA
167-0042 東京都 杉並区
杉並区西荻北3-3-6 センチュリー西荻窪ビル B1
http://nishiogi-frida.jp/
カテゴリー: Information,Elvis Presley
1月8日はエルヴィス・プレスリーの誕生日【Elvis birthday 82th】
2017.01.08
今日1月8日はエルヴィス・プレスリーの82歳の誕生日になります。
どうも1月8日というのは世の中に影響を及ぼすというか与える著名人が多い気がします。
我々も彼が1950年代に着用していた物に色々とインスピレーションを受け、作製したアイテムが多く存在します。
今回はエルヴィスに敬意を表し、それらアイテムを幾つか振り返ってみました。
Lot.809 Side Pleats Pants Nep-Fabric
Lot.814 Elvis Vamp Shoes
Lot.746 Danny Coat
Lot.720 Starburst Cap
Lot.752 Milton Pile Shirt
Lot.716 Web Jacket
Lot.798 Stripe Zip Up Pile Shirt
Lot.705 Tri Tone Swater
カテゴリー: Elvis Presley
エルヴィスのヴァンプシューズ【Lot.814 Elvis Vamp】
2016.12.07
1956年6月8日Californiaでのエルヴィス・プレスリー。
この3日前にミルトンバールショウでのTV出演でHound Dogを披露。
ギターを持たないでスタンドマイクを使った当時としては過激なパフォーマンスは翌日の新聞などのメディアから批判を受け、今で云う”炎上”状態だった訳で上の画像からも当時の動き、様子が想像出来ます。
この時に履いていた靴は飾りの無いスリッポンタイプのヴァンプシューズ。
くるぶしが見えるスリッポンは足首が柔軟に動いてエルヴィスの足の動きをより過激に見せる為に一役買っていたのでしょうか!
そういえばマイケルジャクソンも靴は足首を固定しないタイプでした!
6月5日のミルトンバールショウTV出演本番時のカメラショット!
TVとはアングルが違うのですがヴァンプシューズが良く確認できます。
この日はサイドプリーツパンツにヴァンプシューズの組み合わせ。
1956年4月のLas Vegas、写真で追ってみると4月の半ば辺りの写真では既に確認出来ます。
8月18日のハリウッド、Knickerbocker Hotelの屋上。
黒のウエスタンパンツに稲妻ラインの変形アーガイルソックス、そしてヴァンプシューズ。
1956年撮影、The Teenagersのレコードジャケット。
Frankie Lymonの靴がエルヴィスと同じヴァンプシューズに見えます。
当時のシアーズカタログも1956年しか掲載されていないので56年のフランキー・ライモン、エルヴィス同様にこの年を中心に他のアーティストで履いている写真がないのか探していますが、このタイプは中々出てこないです。
Lot.814 Elvis Vamp
Price…58,000yen(plus tax)
Color…Black
Size…6,7,8,9(inch)
Material…Kip Skin Leather
Release…Jan.2017
カテゴリー: 706union Items,Elvis Presley
別冊Lightning Vol.155 憧れの銘品ギター図鑑
2016.07.27
別冊Lightning Vol.155 憧れの銘品ギター図鑑
エイ出版社
¥2,700(税込)
(2016.7.26発売)
「憧れのギタープレイヤーが愛用した あのファッションアイテム。」
706 union ジュエリー等、紹介されています。
エルヴィスが使用したギターは
大雑把にいうと
1954年Martin 000-18
1955年前半Martin D-18
1955年後半Martin D-28
アルバムジャケットとしても有名な1955年フロリダ州Tampaで演奏中の画像ですがよく見るとギターの弦が切れています。
当時のエルヴィスはコードストロークが強かった様でギターの弦を演奏中に切る事が多く、翌年の1956年のライブツアーからは新しいMartin D-18と去年からのD-28の2本を常に持ち運んでいましたが、急激に売れ出してピアノやコーラス等のバックミュージシャンが増えてからは自身でギターを鳴らす事も減りスペアのギターも必要が無くなった模様。
それ以降はGibsonが多くなり、ライブ活動中心となった1970年代ジャンプスーツ時代は
Gibson J200やDove、Guild F50を愛用する写真が多く残されています。
しかし何故かエルヴィスが亡くなった1977年はMartin D-28と D-35をライブで多く愛用。
しかも生音が好きなのか?ヴォーカルマイクで拾って”That’s All Right” “Are You Lonesome Tonight?””Reconsider Baby”などガンガン弾いて歌っています。
50年代から60年代の映画、68、73年のTV出演など印象的な場面でGibsonを愛用していましたが、生音はMartinが好みだったのかも知れないですね。
カテゴリー: Information,Elvis Presley,Music
幸運を呼ぶジュエリー【セント・クリストファー】
2016.07.20
1957年3月28日のシカゴ、インタビューを受けるエルヴィス・プレスリー。
ライブツアー初日の会見中にペンダントを見せている画像があります。
1956年のHeartbreak Hotelの大ヒット以降、仕事数が大幅に増えて軌道に乗ったところですが
翌年はライブの本数を約20本程度に抑えて映画の撮影等、俳優業も精力的にこなしています。
この年の初ライブからは有名なゴールドラメ衣装も見られる様になりますが前年の有名な飛行機事故のニュースや本人も小型機のエンジントラブルを経験したことからツアーに関しては神経質な部分もあったのでしょう。
1957年ツアー初日に記者団に対してエルヴィスが見せたのはゴールドスーツは勿論ですが、セント・クリストファーをモチーフとしたこのペンダント。
セント・クリストファーとはカトリックの聖者で、川や海辺を渡る旅人を手伝うのが仕事でした。
赤ん坊に姿を変えたキリストを抱いて川を渡ったという逸話もあります。
セントクリストファーは、それ以来、海や水・旅の守り神となりました。
このペンダントは、1950年代に発売されていた現物から興したもので、アメリカで幸運を呼ぶと言われる縁起物のクローバーのモチーフの中にセント・クリストファーが描かれています。
裏にはあらゆるケースの旅を守る意味を込め四葉のデザインにあわせて、飛行機、車、列車、船の絵柄が描かれ
「セント・クリストファーが我々を守ってくれる」
というメッセージが入っています。サーファーや旅人のみならず、車、バイク乗りにはスピードの守り神として愛されたこともある様です。
カテゴリー: 706union Items,Elvis Presley
スコッティ・ムーアのギャロッピンギターとダウンピッキング【Scotty Moore】
2016.06.30
前回、スコッティの単音弾きのニュアンスの話を少し書きましたが、やはりギャロッピング奏法の事も語りたくなりました。
現在はYou Tubeなどでも色々なギャロッピン奏法が見る事が出来ますが基本的にはマール・トラヴィス、そしてチェット・アトキンスが40年代後半から50年代に発展させていったフィンガーピッキング奏法がそう呼ばれています。
現在ではフラットピックを持ったままギャロッピング奏法をする方も多くなりましたがスコッティはマールやチェットと同じで親指にサムピックをはめて弾くスタイルです。
サムピックはコードストロークがやり難くダウンからアップで弦を弾く際に親指が弦に引っかかりやすいのです。
その為サムピックの先を短く削ってアップダウンで弾いても滑らかになる様にするプレイヤーが今は多くなりました。
しかしスコッティの場合は殆ど削っていないかと思います。
その分音は太く立ち上がります。
ギャロッピング奏法は親指のリズム感が連動して他の指で弾くリズムに躍動感を与えるので、同じフレーズを弾いたとしてもフラットピックとサムピックでは音が違ってきます。
どちらを選ぶかは好みの問題ですが軽快なコード弾きストロークが必要ならフラットピックでしょう。
そこでスコッティですが
エルヴィスがTV出演した映像を見ると彼のコード弾きソロはダウンピッキングのみで行います。
ダウンピッキングなんていうとパンクやヘビィメタル等を想像するかも知れませんがスコッティはダウンピッキングの鬼です!
対してロカビリーギターのスピード感あるソロと云えばクリフ・ギャラップに代表される三連符プリングオフがあります。
Race With The Davilのソロは勿論Cruisin’は三連符ゴリ押しオンパレードでブライアン・セッツァーなどに影響を与えています。
しかしスコッティはその手の”三連符プリングオフ”は使いません。
逆にクリフは”ダウンゴリ押し”は使いません。
後にロカビリーギターと呼ばれるサウンドですが1950年代のパイオニア達のギター奏法は色々とスタイルが違っていたのです。
スコッティのロカビリーギターのアイデアは1954年から55年のSUN時代に集中していますが
逆に56年のTV出演にスコッティらしいギャロッピンとダウンゴリ押しソロが観れる曲があります。
1956年9月9日のエド・サリバン・ショウ「Ready Teddy」のギターソロです。
ライトゲージ等の細い弦の無い時代にダウンのみで行う破壊力満点のギターソロ!
実際に同じ条件で弾いてみると非常に辛いです。
この部分はスコッティが一歩前に出て弾くので確認し易いかと思います。
このフレーズ、ネオロカビリーのカヴァーから入門したギタリストなら間違いなくダウンアップの繰り返しで弾く所です。
が、真面目なスコッティは妥協を許しません。
さらにここでのエルヴィスの歌のバッキングはギャロッピン奏法で応えていますが
ここのギャロッピンの9th、6thコードを多用した中指と人差し指の連動フレーズの躍動感溢れる音の切り方に特徴があります。
この日のアンプ・セッティングは割とエコー弱めでソリッドな音作りなので指の癖がレコーディングされた音源より良く聞き取れる部分があり
スコッティの特徴が良くわかります。
通常ロカビリーのギャロッピング奏法で1弦2弦鳴らしっぱなしで切らない弾き方をよく見ますが、
本来の意味で言えば駆ける様なリズムのギャロッピングはスコッティの様に音を切って表現すべきだと思います。
このリズムの出し方ですが完全に同じく弾こうとすると意外と難しいです。
厳密に言えばSUN時代のスコッティはサム・フィリップスからチェット・アトキンスの様には弾くなと言われていた事もあり
曲によっては親指のオルタネイトベース音を省略したギャロッピン風フレーズを混ぜたりもしているのですが、
ギャロッピンが弾けない人がやる軽いリズムのギャロッピン風とも違い、チョーキングとハンマリングも時折混ぜた独特の重いギャロッピン風リズムがそこには在ります。
スコッティのロカビリーギターのアイデアは80年代のネオロカビリーブーム以降再評価されますが、
色々取り入れようと貪欲なロカビリー・プレイヤーほどエルヴィスのカヴァーをするとスコッティの良いところは余り出ていない気がします。
恐らく本当に彼の様なサウンドを出したいのであれば、逆に色々な部分を捨てないと辿り着かないのでしょう。
カテゴリー: Elvis Presley
スコッティ逝く。【Scotty Moore, Elvis Presley Guitarist, Dead at 84】
2016.06.29
いつかこの日が来るとは思っていましたが、エルヴィス・プレスリーのバンドの最初のギタリスト、
スコッティ・ムーアが6月28日(アメリカの時間で)遂に逝ってしまいました。
1950年代のロックンロールギターを語る上で彼の存在は重要です。
当時、スコッティより技術的に上手いセッションギタリストは他にも存在したのは間違い無いですが、
エルヴィスのヴォーカルの可能性に対して柔軟性を持った対応が出来たのは、やはり彼の真面目な人柄とセンスだと思います。
スコッティのギターサウンドの特徴としてギャロッピン奏法が有名ですがその他に、実は単音弾きのソロフレーズであまり跳ねないというのがあります。
これは彼のお気に入りのジャズギタリスト、Tal FarlowやBarney Kessel等の50年代録音を聴くと判るのですが、
1940年代のスイングジャズからビバップに移行した時点でダンスには向かないモダンなサウンドを追及したジャズミュージシャン達は、
皆、リズムが跳ねないモダンな音選びをする様になります。
スコッティの場合、Blue Suede Shoesのソロにその特徴がよく出ています。
カール・パーキンスのオリジナルBlue Suede Shoesに比べてエルヴィス版はテンポが速いのでダウンピッキングコードのソロから跳ねない単音フレーズへ行く辺りはスピード感を高めていて緊張感の漂うエルヴィスのヴォーカルとの相性は抜群です。
しかも録音後のTV出演時のギターソロは毎回、単音弾きのフレーズが違いますね。
この辺りの考え方はジャズギタリスト的でもあります。
なので彼のソロを現在のロックギタリストがコピーすると大体しょぼく聞こえます。
これはセッティングの差です。
チョーキングしてもあまり音が上がらない、太い弦で箱鳴りするボディの厚いエレキギターでこそ存在感を発揮するフレーズなので速弾き重視の軽いギターに慣れていると
譜面上、音は同じでもリズムの強弱など印象が全然違うものになってしまうのです。
Blue Suede Shoesでの手癖ともいえる彼の単音スケールはHound Dogで更にブルースフィーリングを強めて独特なリズムを出しバンドとしての存在感は最高潮に達します。
それ以降はエルヴィスのバンドにピアノやコーラスが全面に出る曲が増えて印象的なギターソロは減ってしまいますが
最初のエルヴィスのバンド形態がドラム無しのシンプルなスタイルで有ったからこそ、彼がジャンルにとらわれないユニークなソロを弾いたのは必然的で
結果、多くのギタリストに影響を与えたのだと思います。
エルヴィスが最初に出会ったバンドギタリストがスコッティ・ムーアで本当に良かった!
カテゴリー: Elvis Presley
50s ハワイアンシャツ【エルヴィスが愛した幻のシャツ】
2016.06.04
ブロックプリントシャツ【Block Print Shirt】のご紹介です。
今回製作したモデルは、1950年代後半をイメージした開襟仕様で、
ビビッドな幾何学模様が存在感を放つハワイアンシャツ。
上の画像は、エルヴィス・プレスリーがハワイで着用している1957年の一枚。
胸元を大胆に開けたブロックプリント柄が際立っています。
このオリジナルは、ヴィンテージ市場でまず見かけることがありません。
まさに『エルヴィスが愛した幻のシャツ』と言える一枚。
この画像からインスピレーションを受け、
色鮮やかなブルーとピンク2色のハワイアンシャツを製作しました。
素材は、レーヨンではなく“コットンサテン”を使用したところがポイント。
エルヴィス・プレスリー着用モデル同様に、あえてパッチポケットの柄合わせをせずに仕上げています。
Lot.800 Block Print Shirt
デニムパンツやワークパンツ、リネン素材のトラウザーに、
これぐらいビビッドな柄シャツを組み合わせ、
これから訪れる夏を楽しみたいですね。
Lot.800 Block Print Shirt
Price…15,800yen(no tax)
Size…36,38,40
Color…Blue ,Pink
Material…Cotton 100%
エルヴィスに影響を与えた人物【トニー・カーティス/Tony Curtis】
2016.06.02
1952年のトニー・カーティス。
ベルトのバックルをサイドに持っていき光沢感の在るグリ-スヘアスタイルなど、当時の若者に影響を与えた事は間違いないでしょう。
30歳を過ぎてからの映画に代表作が多い為か、日本ではマリリン・モンローと共演した、若干コメディ路線の入った映画俳優のイメージがありますが1950年代前半は甘いマスクの二枚目俳優でした。
エルヴィス・プレスリーがデビュー当時のインタビューでトニー・カーティスの髪型をまねたと答えているのは正にこの画像にあるトニーカーティスのイメージだと思われます。
1953年にメンフィス、ビール・ストリートのランスキービルにあったブルーライトスタジオで撮影されたと言われるカット。
ランスキーブラザースの店でジャケットを購入してから撮ったのかも知れません。
面白い事に前髪を垂らすポイントが2個所あるところが先ほどのトニーと一緒です。
当時18歳、デビュー前のエルヴィスとしてはマーロン・ブランドなど複数の映画俳優達からインスピレーションを受けていた時期です。
1955年のトニー・カーティス。
パーマヘアのスタイルでシャツのボタンは留めないでVゾーンを演出しています。
別カットだとかなり前を開けているのが分かります。
この辺りの着こなしもエルヴィスに影響を与えている様です。
1955年7月に撮影されたエルヴィスのポートレート。
既にサンレコードからデビューしていますが、髪型もポーズもそっくりにキメてます。
トニーの髪型に影響を受けるというか、常に追っかけていると言っても良いレベルです。
カテゴリー: Elvis Presley
ジップアップ・パイルシャツ【Stripe Zip Up Pile Shirt】
2016.05.26
ストライプ・ジップアップ・パイルシャツのご紹介です。
1950年代のジッパー付きブルゾンの変形タイプ、パイル地で半袖のシャツは多く見られますがジッパータイプは珍しいと思います。
Tシャツの上に軽く合わせたりするのが良いでしょう。
1956年のエルヴィス・プレスリー、Audubon Driveに住んでいた頃の自宅の庭にて。
エルヴィスお得意の素肌に着用するスタイルがここでも見られます。
グリーンのショート丈WEB Jacketに合わせた写真、他に赤のスポーツジャケットと合わせた写真もあります。
Lot.799 Zip Up Rib Pile Shirt
Lot.799 Zip Up Rib Pile Shirt
Price…Price 12,800yen(no tax)
Size…36,38,40
Color…Black, Pink
Material…Cotton 76% P 24%
50’sアンティークインテリア【バイオリンプラーク】
2016.05.08
706 union店内の壁にディスプレイされているアンティーク達には一つ一つ意味があります。
今回紹介する「バイオリンプラーク」は、1956年にエルヴィス・プレスリーの自宅の壁についている物と同型です。
エルヴィスの自宅の写真。
音符の上にアジアンテイストの人形がのっていますが、こちらは残念ながら欠品していました。
エルヴィスの物は単色の仕様で、我々が所有しているものとカラーリングが違うタイプですが同じシリーズです。
製造年月日が1951年と刻印されています。
マイナーチェンジを繰り返しながら50年代に生産されていたシリーズなのでしょうね。
1956年当時のエルヴィスの自宅の内装は我々が愛するスタイルの一つ。
そんな想いから、このバイオリンプラークをディスプレイしています。
ご来店の際は、是非このプラークを見てやってください。
カテゴリー: Select Items,Elvis Presley
エルヴィス・プレスリー伝記ドラマ「ELVIS」
2016.05.06
1990年にアメリカでオンエアされたテレビシリーズ。
いわゆるドラマだが、エルヴィスの自伝作品の中は映画も合わせてダントツの出来栄えだと思っている。
エルヴィス役のマイケル・セント・ジェラルドのエルヴィスっぷりが半端ではないのが大きな理由の一つ。
整形しているとの話もあるが、本当にエルヴィスを感じさせる。
この他の作品でも2作品ほどエルヴィス役を演じているが、エルヴィス以外の役は出来ないんじゃないかと言うくらいエルヴィスしている。
厳密にエルヴィスの写真と並べたら違うのだが、作品を見ているとエルヴィスにしか見えなくなる。
エルヴィスの自伝映画でたいしたものが無い。
色々と大物プロデューサーの名前と共に企画があがっては消えていくが、原因の一つにエルヴィスを演じて世界が納得するだけの俳優がいないのではないかと思う。
その点、エルヴィスしか演じることが出来なかったと言っても過言ではないこの男・・・・
彼主演で後世に残る素晴らしき自伝映画を作って欲しかった。
そんな事を言いながらも、このテレビシリーズのドラマ。
凄いのはエルヴィス役のマイケルだけではない。
特に洋服。
706 unionとしては、この作品の衣装を全部担当したかったぐらいだが、我々は洋服屋なので当然どんな作品を観ても衣装のチェックは相当うるさい。ましてエルヴィスならば相当に・・・・。
そこへ行くとこの作品は、衣装として製作しているものもありながら、古着も使用してきちんと時代考証をしている上に、着用のシルエット感まできちんと行っているのだ。
服は用意できてもシルエット感で、50年代のエルヴィスを表現するのはただならぬ難しさがあるのだが、この作品はそこまで気を抜かなかった。
それどころかエルヴィスが着ていなかったものも、そのシルエット感によりエルヴィスを感じさせ、むしろエルヴィスファンがマイケルが着ているのと同じものを探させてしまうと言う流れまで生んだのだ。
恐るべし・・・。
エルヴィスのファッションを愛する我々としては、エルヴィスが洋服をフィッティングするシーンをこよなく愛している。
ラヴァーン・ベイカーの「ジムダンディー」をバックに….
コンビのシューズにサイドにプリーツが入った黒いパンツを合わせ・・・・
ピンクのジャケットを合わせる・・・・
「こんなジャケットにはMr.Bのカラーを合わせたい」
そんなセリフがポンと出て来る筋金入りの作品なんです。
エルヴィスが生涯愛したランスキーブラザーズの入り口も再現!!
ショーウィンドウの中も、たむろする黒人もクールすぎる!!
90年代にオフィシャルでビデオ化されたっきり、国内ではDVD、ブルーレイ化もない。
You Tubeでは観れるものの画質も悪く、いま一つすっきりしない・・・。
未ビデオ収録分の話も含め、全て収録したBlue RayのBoxを切に求める!!
カテゴリー: Elvis Presley
ジム・ジャームッシュ監督作品「ミステリートレイン」
2016.05.04
1989年に製作された映画「ミステリートレイン」。
巨匠ジム・ジャームッシュが手がけたロードムービーで、エルヴィス・プレスリー、ロックンロール、ロカビリーの故郷メンフィスを舞台にしたストーリー。
永瀬正敏、ジョー・ストラマー、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス,トム・ウェイツ(声のみ)等豪華な出演陣が魅力のこの作品。
さりげなく大御所ミュージシャン等がチョイ役で出ていたり、サンスタジオや、メンフィスの有名なダイナーが出てきたり、エルヴィス・ファンのみならず50’sファンも見どころたっぷりのオススメの作品です。
永瀬正敏が着用しているヴィンテージと思しきボーダーの半袖シャツと、ジャケットの着こなし、スクリーミン・ジェイ・ホーキンスの黒人ならではの赤いスーツの着こなしは必見です。
エルヴィスをはじめ、数多くのアーティストが愛用しているメンフィスの老舗の洋服屋ランスキーブラザーズの事が自然にセリフに盛り込まれているシーンがとてもお洒落で、大好きなシーン。
永瀬正敏とジョー・ストラマーのジッポライターの使い方の違いも見どころ。
かっこよくて火のつけ方をまねたモンです(笑)
物語の冒頭にエルヴィス・プレスリーが歌う「ミステリートレイン」が流れ、物語のエンディングにジュニアパーカーが歌うオリジナルの「ミステリートレイン」が流れるのもとても良い雰囲気。
706 unionの洋服を着ながら見てもらいたい映画です。
カテゴリー: Elvis Presley