デニム経年変化【5-Pocket Pants Indigo】
2016.03.16

ジーンズの経年変化の画像は色々な所で紹介されているので、ここではあくまで画像にある固体のみの結果感想にします。
色落ちはあくまで好みの問題であると思いますが、一例として見て頂ければと思います。
LOT.725 5-Pocket Pants Indigo
本来は最初にリジット状態から最初に洗う際に乾燥機で一気にデニムと糸の両方を締めた方が良いと思われますが、乾燥機は一度も使用していません。
100%綿糸を使用しているのでその分、壊れ易い所もありますがそれも味として多少補修しながら履き続けました。
約2年近く経ってますが常には履いていないのと(週1~2回)、マメに洗っていた(月2回)事で色落ちのコントラストは弱い方かと思いますが、これは元々清潔感を残して履きこんだ味を出す事を目指した物です。
自分のクセだと思いますが右サイドのベルトループだけ傷みます。
毎回、普通の液体洗剤で洗い、色が抜けてもあまりデニムの色がグレイにならない様に意識しました。
本当は汚れが残っている方がヴィンテージ感があるのは間違いないのですが、1950年代のデニムの色落ちを見ていると綺麗に履いていたのか、結果的にぼやけたエイジングでも美しい青が感じられるヴィンテージ物もあったりします。
今回はその辺りも少し意識して履いていった物です。
下はリジット状態、上が今回の物。
写真だと判り難いのですがイエローとオレンジの綿糸が色抜けしてツヤ落ちしています。
デニム本体が色落ちしているのにステッチ糸がギラギラしているのは良くないですね。
レザーパッチは鹿革を使用。
右が洗う前のリジット状態、
中央はワン・ウォッシュして乾燥機使用した為、革がムラ感を残し縮んで少し焼けた様な跡が残りました。
左は今回の物、乾燥機を使わないで天日干しのみ、革がアメ色に変化、ムラ無く均等に縮みました。
LOT.725 5-Pocket Pants Indigo
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