50年代のエルヴィスプレスリーのベストソング10選(ELVIS PRESLEY BEST 10, エルビスプレスリー)
2013.04.28
50年代のエルヴィス・プレスリーの曲でおすすめの10曲を挙げてみました。
1954年から55年に録音されたサン時代の曲が多いですが、エルヴィスが商業的な事にとらわれず自分らしく歌を歌っていた特別な時期なので当然の結果と思っています。
1.MYSTERY TRAIN(ミステリー・トレイン)
個人的に一番好きな曲です。シンプルな楽器編成でこれほどまでに叙情的に果てしない南部のアメリカを感じさせる曲は無いと思っています。本番ではなく軽く演奏していた音を録ったと言われていますが、その完成度は高いです。
この曲の解説はこちらから
2.BABY LET’S PLAY HOUSE(ベイビー・レッツ・プレイ・ハウス)
ロカビリーと言えばこの曲!!というほどロカビリーの完成形のサウンド。エルヴィスの色艶ある怪しい感じのボーカル、ギャロッピンギター、スラッピンベース、全てにおいて隙がない。
3.BLUE MOON OF KENTUCKY(ブルー・ムーン・オブ・ケンタッキー)
原曲がブルーグラスとは思えないほどノリが良い曲。エルヴィスのアレンジ能力がいかんなく発揮された名曲で、カントリーを完全にロカビリーに昇華させています。
4.ONE SIDED LOVE AFFAIR(ワン・サイデッド・ラブ・アフェア)
ピアノがフィーチャリングされたサウンドで最高にノリが良い曲です。たたみ駆ける様にエルヴィスのヴォーカル、ギター、ベース、ドラム、ピアノが絡み合うグルーブは最強です。
5.BLUE SUEDE SHOES(ブルー・スエード・シューズ)
ロックンロールの代表曲の一つでカールパーキンスの大ヒット曲のカバー。オリジナルに比べ前のめりなスピード感のあるアレンジになっている。1stアルバムの一曲目を飾るにふさわしいスリリングなナンバーです。
6.NEW ORLEANS(ニュー・オーリンズ)
50年代最後の主演映画の挿入歌としてレコーディングされた曲。ニューオリンズサウンドとロックンロールが融合したミディアムテンポの名曲。
7.DON’T(ドント)
エルヴィスの低音の声の魅力を味わえる珠玉のバラード。ソウルフルな魅力を感じる名曲。
8.AS LONG AS I HAVE YOU(アズ・ロング・アズ・アイ・ハヴ・ユー)
美しき愛のささやきを歌い上げた名バラード。
9.HAVE I TOLD YOU LATELY(ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー)
本国アメリカよりも日本で売れたこの曲。ミディアムテンポで切なく歌い上げるメロディーラインは心つかまれてしまいます。
10.GOOD ROCKIN’ TONIGHT (グッド・ロッキン・トゥナイト)
正に初期のエルヴィスのイメージを表したかのようなタイトルと曲調。それでいてロックンロールというよりもスラップベースのテンポが尊重されたロカビリー的アプローチなのが良い。
イメージ画像で使用したのは1956年に発売されたエルヴィス・プレスリーのセカンドアルバム「ELVIS」。
アルバムジャケットでエルヴィスが着用しているのはイタリアンカラーと呼ばれる襟と大きめのボタンループを持った通称ロックンロールカラーシャツという形のもの。
706 unionではこの時のシャツの形をイメージし、オリジナルのシャツを製作している。